How to draw a straight line:A lecture on linkage

著者

タイトル

ソース

年月日

1877

要旨

リンケージで直線を描く手法を、その歴史・数学的需要を踏まえて解説。

words

graph:coupler pointのこと

gram:coupler passのこと

内容※著作権失効済なのでちゃんと和訳しようかなぁ？

定規とコンパスで描けるのってすてきだよね。円と直線以外が必要な幾何学を幾何学って呼びたくない人はいっぱいいるね。

円は誰でも描ける。定義も分かりやすい。が、直線って案外ムズイ。

ユークリッドは「極点の間に均等に横たわる」と表現している。ゴミ。もちろん、定規は意味がない。円は「点からの距離が等しい点の集まり」であって、「コンパスで描ける図形」ではない。てか定規の直線はどう作るのよ。水だって半径地球の円じゃん。

その点、リンク機構で描けたらすごい。

理論上も大事だし、たぶん機械工学とかでも役立てられるんじゃないかな。スライダーの摺動面をいくら磨いてもあんま意味ないし。

ポースリエの機構はやっぱりすごい。これを知るには反転幾何学が重要になる（解説）。

で、これを踏まえると、いくつかの改善案が思い当たる。その一つがハートのWフレームである。

さらにkite linkageを組み合わせたfig18もいい。